ツールが人を進化させる
iphoneの小さな画面で本読むの、わんこそば食べる感覚に似ている。わんこそば食べたことないけど。
— samurai20000さん (@samurai20000) 11月 12, 2012
最近Kindleが日本にもやってきたので、日本語縦書きの本を買って読んでいる。といっても、僕のKindleはAmazon.comで購入した俗にKindle3と呼ばれている端末なので、.co.jpで購入した本は読めない。したがって、iPhoneで読んでいる。iPhoneの小さな画面だと一行の高さが低く、視界に楽々入り行単位で文章が処理出来るので、斜め読みを意識しなくても斜め読み出来る。1ページを読む時間は数秒で、次々とページをめくることとなる。
昔、速読教室に通っていたうちの相方に速読の練習の初期に新聞のような一行の高さが短いもので練習すると良いと聞いたことがあった。iphoneで縦書の本を読むのもこれに似たような効果があるような気がしている。
僕が今読んでいるウェブで政治を動かす!は自分の目に適切なfontサイズで表示すると3000回程度ページ送りをすることになる。3000回もページを送るのは億劫なので、出来れば自動でページを送ってほしい。自分の読むスピードよりももう少し速くページを送らせれば、さらに読むスピードが進化して良いと思う。
かつてLivedoor readerを使い始めた頃、jとsを押しながら大量のfeedを流し読みしていたら自然に速読(のようなもの)が出来るようになったことを思い出した。ツールが知らないうちに人間を進化させているのが面白い。
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