世界で働くためのなんとやら。
海外で生活し始めて2年少し経って、なんとなく普段仕事しててそれなりにやれているつもりだけど、一般的に見てどうなのだろうと思い、世界で働くみたいな本を3冊ほど読んでみた。
世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか? (中経出版)
- 作者: 塩野誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: Kindle版
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「1人で海外に行き、現地企業と資本・業務提携してこられるか?」
という問いがちょうど良いと思います。私は企業研修などで、「何ができたらプロと言えますか?」という質問をよく受けますが、経営層であれば、こうしたプロジェクトの内容を理解して適切な意思決定ができるかですし、実務担当者であれば、これを自分でできるかどうかだと思います。
ドキッとした。日本にいた時には純粋な技術者でいたのだけど、こちらに来てから会議を重ねて契約を勝ち取るみたいな仕事も増えている。自分のコアはやっぱり技術なんだけどそれを活かしながら交渉したりしてる。しかし、全部自分でできるのかと言われるとまだまだできないと思う。
世界で働く人になる! [人づきあいと英語のスキルを劇的に上げる41の方法]
- 作者: 田島麻衣子
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2015/02/26
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少し自分には合わなかった。すでに海外で生活してて知っていることが多かったからで決してこの本が悪いわけではない。
世界を動かすプロジェクトマネジメントの教科書 ~グローバルなチャレンジを成功させるOSの作り方
- 作者: 佐藤知一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この作者のblogはよくチェックしてて、本が出て、しかも海外プロジェクトマネジメントがテーマとのことで発売を楽しみにしてた。自分の住んでいるスウェーデンはあまりかっちりしてなくて、この本に書かれているよりもだいぶ緩い感じなのだが、自分はプロジェクトマネージャーを名乗っていいのか?と思った。計画の立て方等、参考になる話が多かったので読んでよかった。