「あん」見に行った。

映画館で邦画がやっているとの情報を聞いて、見に行った。映画館で子供抜きで映画みるのおそらく3年振りぐらいだったと思う。みたのは「あん」スウェーデン語では「Under körsbärsträden」というタイトルらしい。あんこってポピュラーではないし、そういうタイトルになるのか。ちなみに小豆は売っているので、煮ればこちらでもあんこは食べれる。ウチでもよく相方が煮てくれていて、たまに食べている。

あんこを作る工程が良かった。この日本人らしい狂気に満ちたこだわり、愛情の注ぎ様で、たまたま昼休みに見てた、アマガミSSテレビ*1を思い出していた。後半、話はシリアス展開をするのだが、「そんな展開いらないんだよ。これまで陽の目を見てこなかったこの餡をもっと食べてくれよ」と勝手に応援していた。

今回、日本語音声、スウェーデン語字幕で見たのだが、スウェーデン語ではあまりにも簡単な言葉で訳されており、スウェーデン語が話せない自分でもわかる簡単なレベルで、この微妙な日本語ニュアンスどこまで伝わるのか疑問であった。日本映画を海外で見るって少し変な感覚で、自分が面白いと思ったシーンで客は同じ様に笑うのかなど、日本人として気になりながら観ていた。終演後、一人の女性に素晴らしい映画だったね!と声かけられたので素晴らしさは伝わったようだった。