[book] 夜のピクニックをよんだ。
ただひたすら歩くだけの話。甘酸っぱい青春。ものすごく胸がきゅんてなりました。おすすめです。
高校時代僕はひねくれてるだけの特に何もしてない学生だったけどなんかあの時代の風景っていうか雰囲気はなんか独特で心のどこかに残ってたりします。損した。もっと青春しとけばよかった。って節があって一瞬俺もあぁ俺ももっと青春をって考えたけど少し経ってまぁあれも俺を形成してるんだからいいんだなぁって思い直したりしました。
もともとこの話の題材になってる学校は会社の友達の母校の行事で本になってて映画化されるんだよって聞いたときはへぇって思ってましたがスルーしてました。それからとある日id:ogijunさんのエントリーで知り、あぁこれかと思い適当に読みはじめたのがきっかけでした。
熱のある頭でくらくらしながら読んだからほんといろいろなことを考えさせられました。いいことからよからぬことまで。ずっとずっと読んでいたくなる話で終わったときにはしょんぼりしたものです。
教訓を得たいとか思って読んだわけでは無いけど無駄とか、無理とかいって全くなにもしない大人にはなりたくねぇなとおもいました。というか自分が気づいてないだけで無駄でも無理でもないんだけど。
ぜんぜんまとまらないけどまぁ要するにくそみたいな大人にはなりたくないわけです。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
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