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近頃本が全く読めてなくて良くない。手始めに軽いエッセイでも読むかと思い、森博嗣のすべてがEになるを読み始めた。*1この本は日記なのでサラッと日常のことが書かれているのだが、小説家と研究の二足のわらじを履いていて、且つ趣味にも精を出すなんとも凄まじい生活が書かれている本だ。
Takram PodcastのCerevoの回を聴いた。企画段階から商品になるまでのプロセスの話が身にしみた。自分も大企業からベンチャーハードウェアスタートアップに移った身なのでよく分かる。思いつきでとりあえず作ってしまうアプローチはエンジニアにとってもかなりワクワクするし、たとえ商品化されなくても技術としては自分に残るし良いことだらけだと最近感じていたところだった。大企業でよくある企画から商品化に向かうに当たった市場調査、収益見込み、要素技術研究なんかやってたらもう商品開発時点では作業なっていることが多い。とりあえずもの作らせてくれれば、どんどん学習するので、良いものを作れるようになるんだよな。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/12/12
- メディア: Kindle版
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